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白インク印刷 インクジェットシート看板

 

こんにちは。

今日は、白インク印刷をご紹介したいと思います。

通常の印刷はCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色のインクを使い、

たくさんのカラーを表現しており、印刷で見える白い部分は紙の色で白く見えるようになっています。

ところが、ゴールドやシルバー、クラフト紙などの特殊紙やPETフィルムなどの透明シートの場合、

印刷が透けてしまいます。

透けている場合もオシャレな仕上がりではありますが、印刷を透かしたくない場合、それを回避するために

使用するのが白インク印刷です。

 

こちらは以前、施工しました「h.NAOTO」様のインクジェットシート出力した看板になります。

 

 

赤いガラスにシートを施工したため、白いデザイン部分は透明の塩ビシートに白インクを出力。

赤字に白がパキッと映える仕上がりになりました。

 

 

インパクトもあって、とってもおしゃれ!

白を表現する時もキレイに表現できますが、上で少しご紹介したように透明のメディアにカラーを

乗せたい場合なども先に白インクで印刷し、その上から色を乗せるなどの加工ができるようになります。

 

 

print-alamodeでは最新の高性能プリンタを完備しているため、白インク印刷も対応しています。

お好きなメディアにプリントすることが可能なので、オリジナルプリントをすることが可能です!

大判出力も対応しているので写真のように壁面、ガラス面を使用した広告面、看板も製作可能。

これから製作をお考えの方は是非、ご参考に!

 

WHO’S WHO gallery 梅田店様 窓透明シート

窓右窓中央

GW前に、WHO’S WHO gallery 梅田チェルシーマーケット店様の

窓用透明シート貼りの施工がありました。

今回は模様や文字の部分を、白のカッティングシートではなく、

白インクで印刷された透明シートを窓ガラスに貼ることになりました。


グラフィックデザイナーのO氏と私は

施工エンジニアK氏がシートを貼る現場についていきました。


私も何回かK氏の現場に行ったことがありますが

カッティングシートやシートを貼る施工の時

いつも現場に到着したときには貼る作業が終わった後でしたので

見学するのはこれが初めてとなりました。


まず出来上がりの完成図のプリントを用意し、メジャーで貼る位置を決めます。

大きなガラス窓の内側には、中のお店に陳列してあるお洋服やトルソーが見えます。

このガラス窓を通して、道ゆく人たちはお店を見るのです。

実際に施工中も、この窓の前の高架下を多くの若者たちが通り過ぎ

「WHO’S WHOのお店だね」「窓に貼ってる!すごーい!」

という生の声がじかに後ろから聞こえてきました。


K氏は慣れた感じで脚立を乗りこなし、洗剤の混じった水をふきつけて

ワイパーで窓をキレイに掃除しました。

シートを貼った時に、中にゴミが入ってはいけないからです。


O氏は、K氏から計った寸法を聞いて紙に書きいれたり、窓をタオルで拭くのを手伝っていました。

K氏はメジャー(スケール)で何回も念入りに窓の横、縦と寸法を計ります。

色つきのマスキングテープを平行にまっすぐ貼り、しるしをつけて

養生テープをぺっ、ぺっと上に仮止めします。

初めての私には、これは何かの儀式なのかと思いましたが

やがてそばに巻いて立ててあった透明シートをペロンと下にのばして

先程の養生テープで位置を合わせて貼りました。

さていよいよ透明シートを窓ガラスに貼っていきます。


まずガラスとシートの裏側両方に、たっぷりと水を吹き付けます。

ガラスにシートを貼り合わせたときに、水を吹き付けていないシートは

ただのシールと一緒なので、いきなり間違ってななめになったまま

ピチャッとくっついてしまっては後で直すことが難しくなります。

位置があうまでは、すぐにくっつかずに十分に水で滑ったほうがよいのです。


こうして中央の文字の部分、右の女の人の模様、左の模様の

正面から見て3面の透明シートの貼り作業が完了しました。


透明なガラス面に、お店のお洋服に使用している「綿花」をテーマにした

白の、昔の外国の絵本のようなファンタジックな文字や絵が浮かび上がりました。


お店の窓ガラスに貼ってある文字や絵は

こんな風にしてとりつけることができるのです。


そしてお客さまはこの窓を通して

お店の中を見ていくのでしょう。


透明な窓ガラスに白い模様ができたので

若者たちの通る街に一気におしゃれな印象のウィンドーが完成しました。


透明塩ビシート+白インク


こんばんは、新米hjb_0801_e0319a7施工技師Kです。

先日、堀江のアパレルショップh.NAOTO様の内装工事に参加させて頂きました。

今回は、二階の階段とフロアを区切る、大きなガラス面に、

白インクで出力した透明塩ビシートを貼りました。



naoto、全体


赤いガラス面を使用しているため、白のインクが浮き出るように見えます。

白インクを使用すると、色々な面白い表現が可能になります。



naoto、アップ


往来、白のカッティングシートで施工していたのですが、この様に細かい柄になると、それでは、作業時間がたくさんかかってしまいます。

その点、透明シート+白インクを使用することによって、作業時間の短縮にもなります。

白インクはまだあまり出回ってなく、mativeの武器の一つと言えます!