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アクリルネームプレート制作

こんにちは、新人WEBデザイナーMです。

 

今日は、アクリル板を使った可愛らしいネームプレートの制作工程をご紹介します。

今回制作したのは株式会社シティーヒル様の全ショップで行われる

「CHEER UP! PROJECT」で使用されるネームプレートです。

下の写真の小さな穴に紐を通し、ネックレスのようにして使用されます。

 

アクリルプレートのサイズは直径80mm、厚さは10mmです。

 

 

透明の塩ビシート(塩化ビニールシート)に絵柄をプリントしています。

普通にプリントしてしまうと絵柄が反転してしまうため

もとからデザインを反転させた状態でプリントしています。

透明のシートにプリントしたものを貼っただけだと裏が透けてしまうため、

透けるのも防ぐために透明のシートの上に白い塩ビシートをうらばりしてあります。

実は2層になっているということなんです!

 

たくさんの枚数になるので貼りやすいように工夫もバッチリ。

 

 

こちらのプロッターという機械を使って、塩ビシートを円形にカットしてるんです!

出てきた時には丸くかたどられているのでシールのように

なっています。

 

アクリルプレートに貼ったものがコチラ!

 

 

アクリルプレートに貼り付けて終わりではありません。

上の写真でもわかりにくいかも知れませんが

シートの方が若干大きいので(誤差1mmぐらい)、プレートからはみ出している

部分を今度はカッターでカットしていきます。

 

 

微妙なはみ出し部分をカットしていくのは最初すごく

難しかったですが、コツをつかむとキレイな1mmのわっかのまま

カットすることが出来ました。

 

まわりのはみ出し部分をカットしても

中央上の小さな穴にシートが貼られたままになっています。

 

 

今度はデザインカッターを使って小さな穴を

くり抜いていきます。

さっきのプレートのフチをカットしていく作業よりもっと難しいです。。

何回も微調整してアクリルを傷つけないようにしながらの作業を繰り返します。

 

最後の仕上げにアクリルの表面をアルコールできれいに拭いて

完成です!

サイズも豊富に取り揃えているうえ、今回は円形でしたがアクリル板は

熱加工することで折り曲げたり形を変形させることも可能です。

カラーバリエーションもたくさんあるのでショップや店舗で

オリジナル品を作りたい!という方におススメです!

 

アクリル板の加工については以前の記事があるのでコチラへ!

「アクリル板 販売促進ツール加工」

「アクリルディスプレイ」

 

 

WHO’S WHO gallery 梅田店様 窓透明シート

窓右窓中央

GW前に、WHO’S WHO gallery 梅田チェルシーマーケット店様の

窓用透明シート貼りの施工がありました。

今回は模様や文字の部分を、白のカッティングシートではなく、

白インクで印刷された透明シートを窓ガラスに貼ることになりました。


グラフィックデザイナーのO氏と私は

施工エンジニアK氏がシートを貼る現場についていきました。


私も何回かK氏の現場に行ったことがありますが

カッティングシートやシートを貼る施工の時

いつも現場に到着したときには貼る作業が終わった後でしたので

見学するのはこれが初めてとなりました。


まず出来上がりの完成図のプリントを用意し、メジャーで貼る位置を決めます。

大きなガラス窓の内側には、中のお店に陳列してあるお洋服やトルソーが見えます。

このガラス窓を通して、道ゆく人たちはお店を見るのです。

実際に施工中も、この窓の前の高架下を多くの若者たちが通り過ぎ

「WHO’S WHOのお店だね」「窓に貼ってる!すごーい!」

という生の声がじかに後ろから聞こえてきました。


K氏は慣れた感じで脚立を乗りこなし、洗剤の混じった水をふきつけて

ワイパーで窓をキレイに掃除しました。

シートを貼った時に、中にゴミが入ってはいけないからです。


O氏は、K氏から計った寸法を聞いて紙に書きいれたり、窓をタオルで拭くのを手伝っていました。

K氏はメジャー(スケール)で何回も念入りに窓の横、縦と寸法を計ります。

色つきのマスキングテープを平行にまっすぐ貼り、しるしをつけて

養生テープをぺっ、ぺっと上に仮止めします。

初めての私には、これは何かの儀式なのかと思いましたが

やがてそばに巻いて立ててあった透明シートをペロンと下にのばして

先程の養生テープで位置を合わせて貼りました。

さていよいよ透明シートを窓ガラスに貼っていきます。


まずガラスとシートの裏側両方に、たっぷりと水を吹き付けます。

ガラスにシートを貼り合わせたときに、水を吹き付けていないシートは

ただのシールと一緒なので、いきなり間違ってななめになったまま

ピチャッとくっついてしまっては後で直すことが難しくなります。

位置があうまでは、すぐにくっつかずに十分に水で滑ったほうがよいのです。


こうして中央の文字の部分、右の女の人の模様、左の模様の

正面から見て3面の透明シートの貼り作業が完了しました。


透明なガラス面に、お店のお洋服に使用している「綿花」をテーマにした

白の、昔の外国の絵本のようなファンタジックな文字や絵が浮かび上がりました。


お店の窓ガラスに貼ってある文字や絵は

こんな風にしてとりつけることができるのです。


そしてお客さまはこの窓を通して

お店の中を見ていくのでしょう。


透明な窓ガラスに白い模様ができたので

若者たちの通る街に一気におしゃれな印象のウィンドーが完成しました。


透明塩ビシート+白インク


こんばんは、新米hjb_0801_e0319a7施工技師Kです。

先日、堀江のアパレルショップh.NAOTO様の内装工事に参加させて頂きました。

今回は、二階の階段とフロアを区切る、大きなガラス面に、

白インクで出力した透明塩ビシートを貼りました。



naoto、全体


赤いガラス面を使用しているため、白のインクが浮き出るように見えます。

白インクを使用すると、色々な面白い表現が可能になります。



naoto、アップ


往来、白のカッティングシートで施工していたのですが、この様に細かい柄になると、それでは、作業時間がたくさんかかってしまいます。

その点、透明シート+白インクを使用することによって、作業時間の短縮にもなります。

白インクはまだあまり出回ってなく、mativeの武器の一つと言えます!