こんにちは。
今日は、間もなくオープン予定しれいる飲食店の施工現場をご紹介したいと思います。
物件の選定から設計・デザイン・施工と行っていきました。
今日はまず初めの段階ともなる左官工事のようすを紹介したいと思います。
こちらは天井の設備を整えている空調工事。

普段、なかなか見ることの出来ない天井内部、基調ですね。
業務用でよく見かける大きな空調(エアコン)
設置と同時にエアコンの横に配管等の設置も行っていきます。
こちらは給排水設備工事。厨房となるスペースです。
簡単に言うと水道工事になります。

フチが緑の四角いフタはグリーストラップと呼ばれるものです。
こちらのグリーストラップとはゴミや油が公共の下水へ流れないようにするための
あみのような装置です。衛生上だいじな工程となります。
飲食店等の場合は設置が義務づけられていて、
ここをきちんとしないと飲食店を開店することが出来ません。
配管等を通し、グリーストラップのまわりには現場で「ガラ」と呼ばれる石などを
敷き詰めていきます。ただのゴミではないんですよ!

なぜ、まわりにガラを敷き詰めるかというと・・・
このグリーストラップが少しまわりより高くなっているので、ここを平坦にする作業を行います。
セメントを流していくのですが、ただ流すだけになってしまうと、かなりのセメント量が
必要な上に費用もかさんでしまいます。
その負担を軽くするために、大きめの石や砂利などを敷き詰めてセメントを流しているんです。
積み重ねていっているブロックはカウンター部分となります。

鉄筋を設置してから、ブロックを差し、重ねていきセメントでつなげていきます。
ここで余談ですが、ブロックって表と裏があるらしいですよ!
穴の大きさも上下で異なっているんです。端の方にも写真より細い鉄筋を取付ける
溝が掘られていたり意外と奥が深いんです。
これからこの現場がどう変わっていくのでしょうか。
工事の作業工程に合わせて、また紹介していこうと思います。
お楽しみに!