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什器・ディスプレイ 製作

こんにちは、新人WEBデザイナーMです。

 

今日は最近、製作しました什器ディスプレイをご紹介したいと思います。

こちらは店舗設計事業部anyが設計した什器ディスプレイ。

 

まずはコチラのパネルをご紹介。

 

 

水色のような土台は木にメラミン化粧板を貼りつけて塗装されています。

メラミン化粧板についてはコチラの記事をどうぞ!

「壁紙クロス サンプル帳ケース製作」

パッとみて木には見えない透明感のあるカラー。

清潔感もあり、とってもさわやかな印象をあたえてくれます。

 

表面には大きなアクリル板が取り付けられています。

実は、このアクリル板2枚構造になっていてアクリルとアクリルの間にポスターを

差し込んで展示するというパネルなんです。

フォトフレームのつくりに似ています。

 

フレームの中には最大でA0サイズ(841mm×1189mm)までのポスターを

展示することが可能です!

ポスターの保護も出来つつ、奥行きスペースをあまり取らないので、おススメです!

 

続いては、コチラ!

 

 

すごい大きな棚!

左右に少し見えているエレベーターと同じぐらいの高さがあります。

棚自体は木を使用して中央はガラス扉になっています。すっごくおしゃれ!

扉は中央から開く「観音開き」のタイプで、扉の開け閉めにはマグネットを使用しています。

扉を押すと、はねかえって開くタイプです。

 

せっかくのガラス扉なので、取っ手を付けないことで中に陳列するものを

キレイに見せてくれる効果もあります。

見た目もスッキリとしておしゃれです!

 

これから製作をお考えの方は、是非ご参考に!

 

 

おしゃれ 木製什器

こんにちは、新人WEBデザイナーMです。

 

今日は昨日に引き続き、以前、製作致しました株式会社MARKS様の

木製什器をご紹介します。

 

まず昨日、紹介した塗装を終えた白い合板に棚柱を取り付けていきます。

 

 

写真の画像だと棚の背板部分に垂直に取り付けられているの

シルバーの金具が棚柱です。

棚柱とは棚板を受ける(支える)ブラケットを取り付けるための金具で

等間隔に穴が開いていて、棚の高さを自由に変えることを可能にさせます。

ブラケットとは壁や柱に取り付ける受け台のことです。

写真でいうと棚柱にさしてある棚板と平行になっているものがブラケットです。

これで上の棚部分は完成になります。

 

続いては下にある茶色の棚を紹介します。

 

 

こちらの塗装はオイルステイン塗装をしています。

オイルステインとは普通のペンキとは違い「塗る」というよりは

木材を「染める」(浸透させる)といった塗装方法になります。

ペンキで塗ったとき特有の、のっぺりとした感じがなく

木材、本来の木目を引き立たせてくれます。

染みこんでいくタイプの塗装方法なので、普通のペンキで塗装するよりも

乾きが早いので塗装にかける時間も短縮することができます!

 

アップ画像がこちら。

 

 

木目がとってもきれいでアンティーク感も出ます。

こちらの棚は中央に空いている穴に指を引っかけて

扉を開け閉め閉めする観音開きタイプです。

 

扉の開け閉めには「スライド丁番」を使っています。

スライド丁番の画像がこちら。

 

 

スライド丁番は棚の外側からは丁番が見えないので

デザイン的にもスッキリとした印象を与えてくれます。

 

中の部分はコチラ!

 

 

棚の中は二段に分かれています。

天板(棚の1番上の板)の下に板1枚分入る隙間。

これには意味があるんです!

この隙間に1枚、棚板を収納させて天板を長くする(引き伸ばす)ことが可能になるんです。

 

 

すっごくおしゃれ!

用途に合わせて出したり収納したり出来るので便利です。

デザイン性も実用性もバッチリ!

 

とってもおしゃれな木什器。

独特の雰囲気もでてショップのディスプレイとしてもおススメ!

存在感もあり、オリジナル品も製作出来ます。

製作をお考えの方は是非ご参考に!

 

 

 

 

 

 

木製 什器製作

こんにちは、新人WEBデザイナーMです。

 

今日は以前、製作しました株式会社MARKS様の木什器。

自社の工場で製作した木什器を工程を兼ねて紹介しこうと思います。

 

 

おしゃれ!かわいい!

自分の家に欲しいぐらいです~ほんとに。。

まず今回、使用した木材は「針葉樹合板」とよばれるものです。

針葉樹合板は針葉樹(カラマツやスギなどが多い)から出来た合板のことで

建物を建てる時に壁下や床下の地材として活用されています。

 

針葉樹合板にただペンキを塗っただけだと、のっぺりとした感じになってしまうため

デザイン性も兼ね今回は合板にフローリングのような溝を掘りました。

 

 

こちらの溝はルーターを使って掘られています。

ルーターとは木材を加工する時に使用される工具のことで

木材の面取り(角を取ったり)、溝をほるときなどに使われます。

ルーターで溝を作成したらいよいよ塗装!

 

そのままローラーで塗ってしまうと、せっかく作成した溝の部分が

キレイに塗れません。

そこで、まず溝の部分をハケで塗っちゃいます!

 

 

それからローラー(コロコロみたいなやつ)で塗装していきます。

でも、ただペンキを塗ってもボテッとした感じになってしまい

せっかくの木材独特の木目が消えてしまいます。

そこでまたひと工夫!

ローラーで塗った部分を乾かないうちに雑巾などで拭き取ってしまいます。

この工程を「拭き取り塗装仕上げ」といいます。

丁寧で根気のいる作業ですが「する、しない」では

仕上りが全然違います。

 

拭き取るだけだと今度は拭き取った手筋やムラがでてしまうので

今度はローラーガンで塗装。

 

 

キリフキのような、こちらを使いムラなく塗装していきます。

エアブラシのような感じです!

塗装の仕上がりがコチラ。

 

 

とってもキレイ!うっすら見える木目は雰囲気も出て

とってもおしゃれ!

木材は色合いや木目など同じ種類の木であっても1つ1つが異なり

オリジナリティ溢れるものを製作することができちゃいます!

木材、独特の木の温もりや木の香りもリラックス効果抜群です。

 

ひとつひとつの工程にこだわって製作されています。

気になる続きは、またあした。

お楽しみに!