昨晩、以前、意匠はがし作業をさせていただきました、梅田、松本ビル様の袖看板の板面替え作業、及び電球交換をしました。
今回は、二箇所両面、計四枚の新しい意匠をいれました。
今回もまた、高所作業車を使っての作業です。
薄暗く分かりづらいですが、こんなに高い所まであがっています。
夜と言えど、人通りの多い土地です。気を抜かず、集中力を切らさない事が要求される作業です。
あいにくの雨の中で作業になりましたが、無事に終わらすことが出来、安心しました。
昨日は歩いて美術館に行きました。
この前本屋さんで買った本にはさまっていたしおりに
「ルノワール展」と書いてあったので
一瞬で行く気になりました。
本のしおりも強力な宣伝効果です。
ルノワール展では
ひとつに時間をかけず、かけぬけるようにほとんどすべての絵を
スピーディーに見てきました。色々な絵を見ました。
赤赤とした健康的な肌色の元気そうな女の人の絵や
野原にピクニックに来たらしい家族連れの絵がありました。
ルノワールは鮮やかな緑を好んで使ったそうで、
光沢のあるぱっと鮮やかなライム色のドレスの女の人が
額の中から挑発的な視線でこちらを見つめていたり
踊る男女の絵では、それぞれの視線が何かの思いを物語っているようでした。
全体的にに明るい色合いで
きっとルノワールは自分が素直に美しいと感じたものを描いて
いたのでしょうか。
優しい色に包まれているような絵でした。
美術館を出た後、不思議とルノワールの絵のように
柔らかに包まれたような不思議な気持ちになりました。
絵画も芸術も、別に何をしてくれるわけでもないのに
ひとりでに心が軽くなったり柔らかくなったり。
デザインも絵も、それを創り出した人の想いが積み重なって
眼には見えない不思議な力が
あるようです。
桜もそろそろ葉桜に変わりつつあります。
ピンク色と黄緑色が混じって、何だかごはんにかけるふりかけみたいだと思いました。
おととい、海を見に行きました。
先週はそれだけを楽しみに仕事を頑張りました。
土曜日はとてもいいお天気で、皮膚もひびわれるくらい暑くて
干からびそうでした。
海は~ひろい~な~
大きい~な~♪
海の水面はしぶきや泡ひとつ立たずに
なめらかで、見つめているとうっとり。
自分も一緒にゆらんゆらんと揺れている気分でした。
エメラルド色の海、青い水面、そしていつもより広く見える空です。
出港していく船は
速度はとてもゆっくりで、あまり最初は動いていないように見えるのですが
ふと振り向くと、果てしない海原に向かって、もうすでに小さくなっているのです。
やっぱり海ってすごい!!
三段重ねのプリンのような噴水を見つけました。
とてもユニークです。
黄昏に巨大なプリン、おなかがへって仕方がないです!
海が私を呼んでいる!!