mativeではひそやかに
mative七夕祭りの準備が着々とすすめられていました。
最初に行ったコーナンでは笹はすでに売り切れで
近くにあった花屋さんでは
笹はおいておらず
ロフトで買った笹は
作り物の子ども用のおもちゃで
翌日プリアラのK氏がちゃんとした笹(ジョイント付)
でよりリアルな、私の背丈を上回るぐらいの
私は仕事が忙しく掃除や準備を手伝えず
大変申し訳なかったのですが
プリアラではM氏もK氏もきゃっきゃっ言いながら
笹にきらきらの七色の星や飾りを浮かべて
他にもメジャーやキイホルダー、似顔絵などをひもでつるして
まず皮切りに現れたのは涼しげな衣装に身をつつんだ
美しい歌姫でした。
えびすの手羽先の歌を作ってくださったのです。
おみやげにと持ってきてくださったみずみずしい海ぶどうは、
下にいるPIROちゃんから電話がかかってきて
とのことでしたので、階下に降りていくと
下には缶のカクテルやお酒がいっぱいに入った
重そうなビニール袋がずっしりと並んでいました。
スペシャルゲストのM様が、
ほかほかのおいしいピザを持ってきてくださいました。
さて一同集まって
お寿司もきました。
皆、食べながらも短冊に筆ペンで
丁寧に、念入りに、願いをしっかりとしたためていました。
などなど
小さな短冊にこめられた強い願いが
ジョイント付の笹に色とりどりに集まって
笹の上にたたずむ、わがプリアラのよき友
パンダの伸夫(のぶちゃん)は静かに見下ろしていました。
たくさんの笑いや、たくさんの話が
星のようにはじけては
消え、緑の広いカッター台の上では
ピザからはみだしそうなたっぷりとしたトッピングが
ひきはなされるのを拒む恋人たちのように
なかなか切れずに、おいしく、
お寿司はひきしまった海の幸の味が
働いた後の体に快くしみこんでいき
私はM様にすすめていただいたオレンジのトロピカルな味わいの
お酒を飲んで、
みんな楽しくいつものように笑っていました。
たなばた
それは年に一度、天の川を渡って
めぐりあえる乙姫と彦星の・・・
今年の七夕は朝から曇りがちだったので